*コンテスタント=大会競技で競う女性選手の呼称、男性はコンテスター。
審査員に審査され順位の付くコンテスト、参加者ならおそらくは全員、頂点のグランプリが目標のはずです。
コンテストのステージに臨む選手の心情は、まるで恋心と同じ気がします。
グランプリという高嶺の花のような相手に気に入ってもらえるよう、どんなタイプが好みなのか探り、どうやったらそこに近づけて、自分を見染めてもらえるか、研究し、探求し、攻略していきます。(vol.2私なりの研究、探究、攻略方法につづく)
美しいライバルたちが大勢いる中での闘いは、恋愛リアリティ番組「バチェラー」みたいだと思ったりします。

私が出場しているベストボデジャパンは、何十大会とある各地方大会のTOP3までが日本大会へと駒を進め、最終的に各年代の日本一が選ばれます。大会コンセプトには、外見の美しさだけではなく、「知性・品格・誠実さ」と言った内面も重要であると記載されています。
2020年から、ベストボデジャパン公認講師となり、選手の立場から、講師そして審査をする側の審査委員を務めた事で、審査する難しさ、そしてステージでの一瞬の煌めきとは、外見を超えてその人の内面(熱意、熱量、集中力など)が映し出されるのだという事を、想像していた以上に見る事となり、コンテストの奥深さを知りました。と同時に、熱意だけでは越えられない生まれ持った容姿の壁というものもあるという事も改めて考えました。
世の中には色々なステージ(コンテスト競技)があります。大会競技のような華やかなステージだけではなく、学校、会社、部活、スポーツ、趣味…etc、どこで輝きたいか、どう輝きたいか、いつ輝けるか、皆それぞれだと思います。これだ!というものに出会った時、大恋愛の恋に落ちるかの如く夢中になり、もし両思いになったような感覚になれた時、それは本当に何ものにも代え難い達成感と幸せをもたらすのと同時に新たな苦悩も運んできます。
