2018年冬の私

「絶対に無いは、絶対無い」

私の名言(?)と言われている言葉。

フィットネスの大会に出場するなんてあり得ない!トレーニングはあくまでも、ダンスのパフォーマンス向上といつまでも健康を保ち自分の足で立って歩く為、ずっとそう公言して来た。

今でも忘れない、はっきりと記憶にある。2018年3月3日、急に突然、一度きりの人生ならば是非とも日本一を目指してみたい!そう思った。

ずっと、出てみたらと薦められてもいる。
ダンスの経験も役立つかもしれない。

頑張れば可能性はあるかもしれない。

よし!2018年ベストボディジャバンで日本グランプリを獲る!
急にスイッチが入った瞬間からだった。

なぜスイッチが入ったのか、なぜそのタイミングだったのか、伏線となる動機はあるようなないような…

1番大きく影響しているのは、これまで幾人か鑑ていただいた占い師の方々に、異口同音、

「人の期待に応えるのではなく、自分が本当に望む事をしなさい」

と言われ続けていた事。

いつの頃からかもう記憶も定かでは無いけれど、自分の望みを叶える為に我を通すより、周囲の希望に応える方が楽だという生き方をして来てしまった事で、及第点ギリギリで可もなく不可もなく、でも我慢して生きるのが当たり前になっていた私。優等生のようでいて、ある意味腰の引けたズルい人になっていた自分。変わりたい、変わらなければと思い変われなかった自分。

とことん逃げ続け、ようやく固く閉し鍵をかけていた自分の欲求の扉を開く覚悟ができたそんな日だったのかもしれない。