ホルモン分泌の揺らぎ
ホルモン分泌量の急激な変化
それらにより引き起こされる
肉体的・精神的な変化
開始・増加
と
減少・停止
違いはあれど
変化の波に晒されて様々な症状と対峙する
そこは一緒
だからある意味で
更年期は思春期と似ている
衰えと捉えられる更年期という時期
不安や焦燥感や絶望感などを感じなくは無い
けれど
今日ふと
同じように
ドラマティックなホルモン変化をする
思春期の頃の私を思い返してみたら
もっとずっと大変だったなと思った
様々に起きる体の変化が凄く不安だったし
それが異常ではないかとか
他人との違いが妙に気になったり
とにかくイライラしたり
人間関係に悩んだり
異性にこれまでとは違う興味を感じたり
etc
今と違い情報が少ない時代で
自分の世界が狭く経験もなかったから
とにかく恐怖に近い不安でいっぱいだった
それに対して
今は違う
不安や心配がないわけでは無いけれど
医師として産婦人科医としての知識と
これまで生きてきた経験値や人間力がある
そう
人は知らないという事が不安を増幅する
知っていれば回避できたり
受け入れる事が少し容易になるかもしれない
そんなふうに思う
第二の思春期を上手に過ごして
健やかな老年期を迎えたい
そう考える女性たちに
情報を提供し
そこから必要な事を自身で選択する
そういう場をこれから作っていきたいと
そう思う
